音楽には,いろいろな楽しみ方,様々なジャンルがある。男性アーティスト,女性アーティスト,ソロ,グループ,そしてその歌やインストルメンタル。自分の嗜好にあった音楽を聴いたり弾いたりするのは最高(幸せ)だね。
ところで自分が大きな影響を受けた2人のアーティストについてここでふれておこう。
日本ではさだまさし
本当に好き嫌いが分かれる人だよね。 どこが好きかというと,短編小説の読後感が味わえる歌詞、S&Gを彷彿とさせる,ギターテクニック、クラシック(バイオリン)の下地が生きている曲。
同じコード進行でもメロディーが違うんだよね。”レコード会社の枠の中では,自分の好きな曲をかけない” という理由から,自らの会社を立ち上げたのはすごい。
洋物ではMike Oldfield(マイク オールドフィールド)-イギリス
日本ではあまり語られることのないアーティストだね。誰もが分かる言い方をすれば,映画『エクソシスト』のテーマ(チュープラー ベルズ)を作曲した人。「なーんだ」でお終いになってもつまらないのでもう少し。
実はこのチューブラーベルズは25分(パート2は23分)というクラシックのような長い曲なんだ。ギター,ピアノ,鉄琴,オルガン,チューブラーベルなどたくさんの楽器を一人であやつり(多重録音)見事な構成を見せているんだ。イギリスやアメリカでヒットチャートの上位に上がってきたときに,ウィリアム・フリードキン監督が『エクソシスト』のテーマに使うことを考えたんだ。最初から映画「エクソシスト」のための音楽ではなかったんだ。マイクに言わせると,自然をテーマにした曲なんだそうだ。
この二人の共通点は,一部分だけで評価されることが多いってことだね。一部分の気に入らないところを,さも全部知っているかのように言われることが多いね。みんなが見ていないところにおいしいところがあることを知っているのは,これは自分なりの幸せかもしれないね。 |