先月は「雪待月(ゆきまちづき)」について私議愚見を申し上げました。 「寒さ増すほどに、逆に暖かい気持ちを持ちたいものです。」 と結びました。寒さ増した今月12月の別称は「春待月」。 空気が冷えるため、塵が舞いにくく景色がきれいに見えたり、写真がきれいに撮れたりするのでゆきたんくは写真シーズンとして楽しんでおります。 そのように空模様など、景色が落ち着く前には、北風に任せて形を変える雲が出てきます。 夏の入道雲のように猛々しくなく、小粒の雲たちが散らばっている感じがします。 写真はゆきたんくの通勤途中にとった景色です。 たくさんの雲が、カーテンのように朝日を遮るため、光が届かず暗く見え寒さが増すように思います。 特に川(写真は千葉県松戸市を流れる新坂川)の上は障害物がないので風が通りやすく、写真のような場所では、ゆきたんくから写真遠方に向かって北から南ですので北風の道になります。この時も北風はゆきたんくの車に体当たりしてきました。 中にいたので寒くはありませんでしたが、ささやく声は「寒いぞー」と聞こえた気がします。 暑ければ涼しさを、寒ければ暖かさを求めるのは当たり前のことですが、私たち日本人に与えられた四季を楽しまなくては勿体ないと思うのです。 |
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雪待月 12月 辰年 |