暑い日が目立つようになってきました。 時々涼しい日もあったのですが、気温が35℃を超える猛暑日が続くようになってきました。電力のこと、健康のこと、様々な問題を抱えた夏となりました。 写真は、長崎県は平戸島にあるカトリック宝亀(ほうき)教会です。 以前、芸能人の旅の番組を見て、一度訪れたいと思っていたのです。 建物内のお御堂の写真は厳禁でしたので、心のフィルムに納めてきました。 この教会堂は1898年の建立ですから、110年を超えたところでしょうか。 社会の勉強で習ったフランシスコ=ザビエルが来航しキリスト教(カトリック)を布教したのもここ平戸です。 ここ平戸は、鎖国が行われる江戸時代初期までは、対外貿易の中心地として栄えていました。 その間(かん)に、栄西が南宋から帰着したり、日本で初めての茶畑を作ったりしました。 スペインの貿易船が入港したり、オランダ商館(後に長崎の出島に移る)、イギリス商館ができたりもしました。 江戸時代初期に徳川家康に外交顧問として仕えたイギリス人航海士であり貿易家の三浦按針(みうらあんじん=ウィリアム・アダムス)が没したのもここ平戸でした。 とても小さな島ですが、近代日本に大きな影響を与えた地でもあります。 学校でも近代史の勉強ができるようになれば、ここ平戸もクローズアップされると思っているのですが・・・ |
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炎暑の候 8月 9月 | |
三浦按針(みうらあんじん=ウィルアム・アダムス)の墓 | |
栄西が作った、日本で最初の茶畑 | |
最初の一株の子孫と言われているお茶。実も成っている。 |