短日

 一日が短く感じてしまうほど、陽の落ちるのが早くなりました。
 そろそろ仕事も終わりの時刻だと思って窓の外を見ると、もう真っ暗になっているではありませんか。今年も後一月を残すばかりになってしまいました。
 人生を1年に例えると、今月12月はもう晩年も良いところです。
2007年の日本人の平均寿命は男性が79.19歳と発表されましたが、1月1日を誕生日とし、没日を12月31日すれば、12月1日には72歳を迎えている訳です。

 写真の夕焼けはまさに、晩年の様子を伝えるように哀愁を帯びていると思います。

 このごろは若い時には思わなかったことを考えたり、話したりすることが多くなりました。友人との語らいでは、定年後の人生をどう過ごそうかと考える人たちもいます。ゆきたんくが多趣味なのを羨む人もいますが、それも健康あっての上での話。その話の最後は「元気に歳を取りたいね」というところに落ち着きます。
 ともあれ、このようなことを考えるのは当たり前のことだと思うのです。
人生の先輩から見れば「若いのに、何を言ってやがる。」と思われる方がいても当然だと思いますが、若いうちに考えてみたことが、仕事をリタイアしてからどれくらいできるかということにも興味があります。

 旅、戦争遺跡探訪、音楽鑑賞、スポーツ観戦、もしかしたらお爺ちゃんに・・・。
 思いの尽きることはありませんが、やはり健康あってのもの。
 毎日の生活に張りを持って頑張ることから始めたいと思っています。

雪待月        12月        1月