蜂月

 いよいよ11月、もう半袖ではいられなくなりました。日中は時間によって暖かい日もありますが、朝夕は下手に薄着をしていたら風邪をひいてしう感じです。
 秋も深まり、冬への準備がもう始まっています。職場では緑を誇っていた木々が赤や黄に染まり始めています。

 写真は、千葉県流山市内の細い道沿いの畑の脇に植わっているコスモスです。今まで何度かこの道を通ったのですが、先週初めて気づきました。

 こんな文を書いている時に「空気が読めない。」と言われるかもしれませんが、ゆきたんくはコスモスを見た瞬間に、さだまさし氏が山口百恵さんにプレゼントした「秋桜」を思い出しました。

♪薄紅のコスモスが秋の日の・・・何気ない陽だまりに揺れていた♪

 という有名なフレーズがありますが、まさにその状態でした。

 その詩は、嫁いで行く娘が別れを惜しむばかりでなく、わがままにふるまってきた自分を後悔している歌でもあります。(♪今更ながら わがままな 私に 唇かんでいます)

 今、自分が糧を得ている仕事からはいつかは去らなくてはならない日があります。その日が近づいて来た時に、唇をかむような思いはしたくないものです。

そんなことを教えてくれたコスモスの花でした。

コスモス 写真のコスモスが咲いていた場所

充月        11月        12月