秋はどこへ行ったのでしょう。
寒さが急に増してきました。
 今までの暑さから、少しでも解放されるようにらと床屋さんに行きます。
髪の毛の量を少なくするだけで、随分と涼しくなります。
 10月某日に髪を刈り、店の外に出ると曼殊沙華がこちらを向いています。
 思わず足を停め、写真を撮りました。
 葉の無い姿が何か寂しいというか・・・
 そう、彼岸花の葉はこれから出てきますが、お花との対面はできません。
 何か可愛そうに思えてきますが、それも自然の習わしですので従うしかありません。
 下を向いた時に襟足の部分が少し開放されます。
 そこへ風が吹き付けました。
 その冷たいこと・・・
 この日のお出かけも長袖を来ていました。
 秋はどこへ行ってしまったのでしょう。

 
 ゆきたんくは、さだまさし氏の大ファンであります。
 先日、市川市の行き慣れた町中華へ出かけました。

 さだまさし氏が20年間生活した町であります。
 その町中華のすぐそばに、時代劇の舞台に使われることのある真間山弘法寺(ぐほうじ)というお寺があります。
 ゆきたんくは、ここの参道階段にある「涙石」をよく見に行きました。その境内には手児奈霊神堂(てごなれいしんどう)というお堂があります。
                                      
 その敷地には、さだまさし氏が奉納したという木があると聞きました。
 さっそく町中華で食事をした後に訪れてみました。
手児奈霊神堂に入ってすぐに見つけることができました。
 「縁結び 桂の木」。
出会いを大切にするさだまさし氏ならではの植樹ではないか・・・
 氏のファンだと言いながら昭和56年に植樹されてから40年以上も経ってからのご対面と相成った訳であります。
 またこの手児奈霊神堂を訪れるのも4~5回目なので、いかにその場所についてゆきたんくが不勉強なのかが分かる出来事ですね。反省・・・
10月 11月 12月
 さて帰宅して自室にこもります。
ふとライティングデスクの上を見ると今夏の旅行の土産が目に入りました。
 兵庫県加西市の鶉野(うずらの)飛行場資料館で購入した風鈴です。
                                       
 第二次大戦末期に旧日本海軍が開発した紫電の改良型戦闘機の風鈴です。
 寒さが急に増してきたと冒頭に書きながら、涼を求めるための風鈴を今更ながらと伝統のスイッチの紐につけたゆきたんくであります。
 そう、悲しいことに時間が経つと忘れてしまうのです。

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