霜月  
 朝晩めっきりと冷えるようになってきました。
今年もあと2か月で終わりです。
 ゆきたんくは、行きたいと思っていた「東武博物館」へ出かけることができました。友人に誘われ東京方面に足を伸ばしました。
 実はゆきたんくの最初の夢は電車の運転手だったんです。勉強が嫌いで、小学校低学年の頃は電車のことばかり考えていました。自分は勉強ができないから「やま(の)てせん」の運転手にはなれるだろうか。頭の良い人は新幹線の運転手になるんだなと思っていました。
 大変けしからん表現ですが、小学校低学年の頃のことですのでお許しください。
人の命を預かって、成り立つ仕事です。7歳8歳の子どもの考えが甘いのも当然です。→ Map
 休みの日には、大井町駅近くの跨線橋で過ごすのが楽しみでした。
水色の電車(京浜東北線)が来たとか、緑とオレンジの電車(東海道線)が来たとか・・・
 何で駅に止まらない電車があるのだろう。
お客様が乗れないじゃないかとかね・・・
 中でも好きだったのが茶色の電車でした。
何のことはなく、チョコレートが好きだったからなんですね。
 親父がパチンコに行くたびに、チョコレートを取って来てくれたんですよ。
下写真のような電車より、さらに濃い色のやつですね。
 2022.10.22撮影
10月 11月 12月
大井町から、初乗りの、当時10円だっかなぁ。
切符を買って、当時終点の長津田(ながつだ)まで行き、そのまま折り返しの電車に乗って帰ってきたこともありましたね。
 もちろん、運転席貼り付きでね。
 往復で1時間半くらいでしたか。
たまにそんなこと(とは言っても3回くらい)やりましたね。
後は近場で戻るタイプのやつでしたか。
親は友達と遊んでいると思っていましたね。
 ここでね、夢を一つかなえたんですよ。
下写真の操縦を係員の方が教えてくれました。
丁度お子様もあまりいなかったので、声をかけていただいたのですね。
これ、ずっと触りたかったんです。
 右のレバーですが、電車に乗る時に運転士が、マイレバーのように持って歩いていたのを覚えています。大井町は始発駅でしたから、運転士が操縦台に装着する場面を何回も見ていたのですね。自分もマイレバーがほしいなぁ、カッコいいなぁなんてね。60年以上も生きていて、まだかなえられる夢があるなんて幸せです。これからも楽しく生きていきたいです。