皐月(さつき)  
 いや、久しぶりの旅行だ。
昨年の春も行っているのだが、コロナ感染の危険性が大きい中で旅行だった。

 今回は久しぶりに堂々と出かけた感じである。
 行き先のリクエストは女房である。
 女房は何回も四国に行ってはいるが、仕事がらみでゆっくりと観光をしたことがないそうである。
 松山の道後もいいな、徳島の美術館もいいな。桂浜にも行きたいな。
 なかなか優先順位が決まらない。
その中で予約をこ取った。
ここは温泉だろう。
疲れ取りも目的である。

 いや、第一は徳島の大塚国際美術館となった。
ホテルが松山だから200km離れている。
うん、ドライブ旅行もいいな。
途中のSAで「ごっくん馬路村」を飲むこともできる。
 ということで到着した美術館。
鳴門海峡の渦を見るために乗った、渦潮汽船の近くであった。
 下に一例を挙げるが、世界の美術品がそれこそ、神無月の出雲大社のように逆に集まっている状況である。一つ一つが工夫を凝らして見るものが楽しむようになっているのだ。
 日にちがあれば、ゆっくりと回りたかった。
それくらいたくさんの美術品が置かれている。
4月 5月 6月
 バティカンのシスティーナ礼拝堂を模したシスティーナホールから始まった。
 「デルフォイの巫女」が計算して描かれている。
 天井画として、見上げた時に自然に見えるように描かれている。
作者はミケランジェロ