最初の家

 まず1号棟に入る。
うん、瓦職人さんがつくった瓦だろうな。
 さて一歩足を踏み入れて思ったこと。

「寒い。」
 中はしっかりと天然の冷房が利いていたのである。
前のページに書いたような暖かさは微塵もなかった。
 入り口横にあったスペース。
見張りの者でもいたのだろうか。
 屋根裏が見えている。
天板がないから、雪でも屋根に積もった日にゃ、ダイレクトで冷気が伝わってきそうだな。
 何と3段ベッド。
そして上下の間隔も狭い。
 起きたら起きたで、ベッドの上(ジフンのスペース)ではゆっくりと過ごせなかっただろうな。
 うん、外壁の煉瓦とはダイレクトだ。
断熱材も何もあったものではない。
 あるベッドの奥。
ごれは狭いし、暗い。
そして屋根のひさしとの間に隙間がある。
風が入ってくるね。
 こんな所では1人が病気になったらあっという間に感染していくだろう。
 よく見ると、ベッドの最下段は石だたみだ。
実際には、この部分に人が寝ていたのかは検証してはいない。
 そしてプライベートも何もあったものではない。
 この建物に入って着た時の入り口の向こうへ穂を進める。
 うん、構造的には同じだな。
 明るい窓と、天窓があるのか。
 建物中程の通路。
長辺の奥の方は出入口になっている。
 これは煙突で、煙を逃がすためのパイプを差し込む穴だろう。
 下を見たらストーブがあった。
この広い建物内をこれだけで温めることが可能だったのだろうか。
 もう1本煙突があったので、ここにもストーブが置いてあったのだろう。
 こは手洗い場である。
 ちゃんくと石鹸置き場も設けられている。
 しかしね、水しか出なかったのだろうな。

   
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