第2見学広場から第1見学広場までの通路

 さあ、まだ見ていない第一見学広場方向へ歩を進める。
 見学広場の1つ手前の通路から見ると視界が広くなる。その手前には瓦礫と化したかつての防波壁や建築物がある。
 第二見学広場手前通路から第三見学広場の方向を見る。
  細かい瓦礫は建物の、大きい瓦礫は防波堤のものだろうか。
 ワイヤーと金具とカバーの残骸のようだ。

かつてのどの部分の部品だろうか。

 閉山後、ずっとそのままなのだろうな。
 さあ、アマカワだ。

 この言葉は、初めて「出島和蘭商館跡」で見た覚えがある。漢字で書くと「天川」。
 オレンジ色の粘土と石灰を混ぜて作った土で一般的には漆喰と呼ばれている。水を通しにくいので、水を使う場所で用いられる。まさに打って付けの場所で使われていたのだ。
 あらためて、総合事務所跡を通路から見る。
瓦礫や倒壊した煉瓦が重なる。
 水の力でこれだけ崩れるのに、残っている遺構は頑丈だと思う。
 風呂場。
  エレベーター跡。

手前の煉瓦は波で磨かれている。
 モーターのようなものが転がっている。
  アマカワは丈夫なことが分かる一枚。
 クレーンの跡。

 船への荷物の積み込みはこれを使ったのだろう。

   
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