屋形船「四万十の藍」に着き、船着場まで急ぐ。
また降り出したからだ。 |
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日本最後の清流と言われている四万十川である。
ここに書いてある情景を見たいと思った。 |
雨が強くなり、歩を進めている川につながる坂を流れ出した。 |
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雨は音を立てて降っている。
川面も機関銃を撃たれているようだ。 |
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三里の沈下橋が見える。
しかし、雨のために霞んでいるのが残念だ。 |
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少し雨が弱まった。
どうやら船は出るようだ。
先ほどまで霞んでいた沈下橋もその姿がはっきりと見えるよようになってきた。 |
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止んだ。
川面も落ち着きを取り戻した。 |
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乗船。
これで、一つのハードルはクリアした。 |
悪い癖で、一つことが魁傑するとチタンに腹が空くのがゆきたんくの欠点である。
目の前の鮎が呼んでいる(笑) |
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まだ風はあるが出航した。
ゆきたんくみたいな大きいのは、他の客の邪魔にならないよう細心の注意を払わねばと思っている。 |
沈下橋が近づいてくる。
昔はもっと数があったというが、だいぶ取り壊されたらしい。 |
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車が見えた。
渡るのだろうか。
渡ってほしい。
渡るんだ。
渡れーーーーー。
渡らなかった。 |
ふと見ると釣り人が。
鮎を釣ってるのだろうな。 |
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さあ、再び目の前の食事に気が行く。 |
姿勢の良いお父さん。
毎年傷む膝をかばいながらの旅行なので、調子の良いことは姿勢にも表れるのだと思う。 |
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沈下橋を渡る人。
これだけで絵になる景色なのだ。 |
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みんなで美味しい食事に舌鼓を打つ。
茶を汲み合って和気あいあいになってきた。
ゆきたんくは最後のそうめんにかかる。 |
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そうしているうちに佐田沈下橋が見えてきた。
橋脚の水色が鮮やかである。
渡っている人が見えた。
その人たちも橋の上からの風景を楽しんでいるようだ。 |
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ここで周囲の風景を楽しむ。
空が曇っているのが残念だが、これはこれで今日しか見れない風景だと目に焼き付けておく。 |
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川の色の変化も楽しい。
少し緑がかってきた。 |
しばらく川に見とれ、ふと橋に目を戻すと車が通っていた。
素早くカメラを手に取り、撮影だ。
良いシーンが撮れた。
120°パノラマ写真にも挑戦した。 |
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河原の部分ではボート乗りを楽しんでいる人たちがいた。 |
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また雨が振ってきた。
三里の沈下橋が近づくと雨が降るのだろうか。
橋の下で雨宿りをしながら釣りを続けている。 |
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船を降りる頃には再び雨があがった。
いやあ、それにしても乗れて良かった。 |
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