これがメルヘン街道最高地点の麦草峠の指標である。車を停めて一服といってもタバコも吸わないし、酒を飲む（飲めない体質だし）訳にもいかないので周囲のビデオを撮ったりガムを噛んだりしていた。周囲にはもちろん、何にもありません。車もほとんど通らないし、うん、のりたんと来ていれば記念写真くらいは撮ったでしょう。ゆきたんくの写真じゃしょうがないので左の写真を撮って幸せということで…。

いつまで経っても道は登りである。まっ当たり前なのだが、１人でドライブをしているとだんだんと心細くなってくる。そんな時に元気付けてくれたのがこの国道の指標である。何本見たのだろうか。そのどれにも「メルヘン街道」と記されている。（当たり前だ）２０００m地点で車を停め、ものぐさよろしく車の中から写真を撮る。何がメルヘンだっちゅぅのよ。メルヘンというのは御伽噺のことでしょう。だったら何かでて来いっちゅうの。このように退屈したゆきたんくだが、退屈することのない世の中になってきているからこれも幸せなんでしょうなぁ。

麦草峠で折り返し、八千穂レイクに向かった。途中で写真にある「ふるさとの森」が目に入り、行ってみたい衝動にかられたが、周囲に駐車場もないようなので我慢した。この場所からさらに２００ｍくらい移動しなくてはならないし、山道であるからすぐに戻れる訳ではなかった。それよりも日が暮れる前に八千穂レイクに到着し、その写真を収めなくてはならないのだ。 「ふるさとの森」は次の楽しみにとっておこうと思う。 さて、そんなことを言いながら素晴らしいサイトを見つけた。 信泉会を見ていただきたい。写真特選から景観に入るとゆきたんくの求めていたものが見つかるのだ。