含み月
 7月は『含み月』
解説は表の「メッセージ」で書かせていただきました。

 長い人生の中で、自分自身の中に「身(実)を含む」ためには、それまでの積み重ねが大きく影響していることは誰でも分かることです。

 良い種か。
 良い土壌か。
 水は豊富か。
 日差しは良いか。

植物に例えれば様々な条件が浮かんできます。

 生物多様性の観点から、横浜国立大学の宮脇昭名誉教授が提唱しているのは「混植・密植型植樹」の植樹です。

 その土地本来の潜在自然植生の木群を中心に、その森を構成している多数の種類の樹種を混ぜて植樹することで、木々は逞しく育つと言われています。

 実際に氏の話を聞き、氏の手に触れて顔を見て話をしました。

 人間の世界に例えると何が足りないかは見えてきます。

 人としていずれ迎える円熟期に「含む」ようになるために足りないのは・・・
水張月 7月 8月