いよいよ今年も後一ヶ月ばかりとなりました。このごろ時間の経つのがより早く感じられるようになりました。これはゆきたんくだけの感覚でしょうか。仕事漬けの毎日だけは避けようと頑張っているのですが、気がつくと仕事をしている…ワーカホリック状態でしょうか。いや仕事をし続けることに快感を感じている訳ではないので、まだそこまでは行っていないようです(と思いたい)。ともあれ、後半月もすれば正月のことを考えなくてはいけなくなります。その前にクリスマスのことが最重要課題の方もいらっしゃるかもしれません。おまつり好きのゆきたんくではありますが、クリスマスはキリスト教の信者の方たちにとっては大変神聖な日なので騒ぐ気にはなれません。世界の中でお祭り騒ぎをするのは日本人だけかもしれません。いつからクリスマスが商戦の道具として使われるようになったのでしょうか。なげかわしいことです。 師走の語源は、「品行方正な先生様もこの時期は走らなくてはならないほど忙しい」ことではなくて、あまりに忙しいので「師が馳せ参じる」ことか「しはす」になって「しわす」で落ち着いたようです。写真は松戸市立河原塚中学校の敷地の中にある古墳です。写真に見えている部分は円墳の部分だと思いますが、その上にしっかりとした樹木が立っていることから頂上部分には稲荷神社があった可能性があります。昔の人たちはそろそろ冬を迎えるにあたってどのような準備をしたのでしょうか。限られた食物、病気との闘い、寒くて長い冬。今のように娯楽が十分にあることはなかったでしょうから、この古墳上の神社に馳せ参じたかもしれません。ゆきたんくはそんな思いを馳せることなく、無機質の感情でこの写真を撮りました。これから本格的な冬です。自分の師は自分で選ぶしかありません。その選んだ師が馳せ参じてくださるように後少し、踏ん張ろうではありませんか。 |
11月 師走 2007年1月 |