10月を迎えました。日差しも柔らかく涼しくなってまいりましたねぇ。空に浮かぶ雲は勢い良く湧き出した積乱雲が見られなくなってきました。写真は千葉県印旛郡栄町の「県立房総のむら」の中にある「下総の農家」です。家の周囲を剪定された垣根が囲み、茅葺きの屋根が懐かしさを演出しています。手前の畑にはサトイモの大きな葉が精一杯日光を受けようと頑張っています。垣根の中では落花生が干されていたり、刈り取って一旦干された稲の束を並べて風通しをしたりしていました。ベーゴマや剣玉に興じる子どもたちの生き生きした姿もそこにありました。テレビゲーム以外ではあまり見ることの少なくなった、子どもたちの剥きになる姿。感情をぶつけながら何回も挑戦する姿。「おじさん、回し方教えてよぅ」とか「この剣玉やってみて」とか心から欲する言葉。ゆきたんくがベーゴマを回し、剣玉の玉を剣にさす様子を見て一喜一憂する姿。なんだかんだ言って、子どもたちって本当は変わっていないんだなぁと気がつかされたのでした。
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