写真は松戸市岩瀬にある松戸中央公園の入り口です。 かつての陸軍工兵学校の正門跡でもあります。 そこに植えられた銀杏の黄葉(こうよう)が落葉して黄色の絨毯になっていました。 |
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大正8年に陸軍工兵学校の開校から閉校した昭和20年までの28年間そして、戦後71年目を迎えるまでに何度このような景色になったのでしょうか。
もっとも、工兵学校が出来た時には、このように銀杏の植え込みもなかったでしょうし、かつては木造だった歩哨楼(哨戒舎)も見張りの人が絶えて随分と寂しい年月を過ごしたことでしょう。 工兵の姿は見なくなりましたが、ここを訪れる人たちは季節感を楽しんでいるといいます。 年末を迎え、少しせわしい気持ちのある方はここを訪れてはいかがでしょうか。 春には緑の葉をつけ、冬には黄色の葉を落とす銀杏とのコーディネーションが素敵な松戸中央公園前は季節の語り部だと思います。 |
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