神無月
 過ごしやすい気候になってきました。
まだ、日中の暑さを感じることはありますが、朝夕の涼しいこと。

 関東甲信地方では9月中旬の日照時間が1961年以降で最も少ない記録を更新してしまったそうです。
 平年比25%とと言いますから、農作物の出来具合や値段の高騰が気になるところですね。
 さて仕事で疲れた目を休めようと空に目をやると、飛行機雲が見えました。
 その長さはどんどんと伸びていきます。
 先端には飛行機が見えました。
 広角で撮ると、飛行機の形がはっきりと写りました。
 この雲は正式名称を航跡雲(こうせきうん)と言って、正式な雲の1つだそうです。
 航空機の飛んでいる高度は地上の気温よりはだいぶ低く、高度1万mでは地上より60℃も気温が低くなります。300℃〜600℃の排気ガスが、急に冷やされると凍って雲になるのだそうです。
 日本よりも気温の低いヨーロッパでは多く見られるのは20℃くらいの気温の差のせいかもしれません。

 さて、飛行機雲を見ると思い出すのが高校時代のこと。
全寮制高校で、いろんな意味での緊張から解放された時間がありました。
 休日の寮の屋上でした。
 カセットテープレコーダーをもって行き、エアチェック(死語かな)した荒井由実(松任谷由美)の「ひこうき雲」を聴いてフワァとなるのが快感でした。
 だからこのような空を見ると、仕事で緊張した体の力も抜けるのかもしれません。

 涼しくなったことで気を抜くと風邪にかかる方も多い時期、皆さまもご自愛下さいませ。
9月 10月 11月