食堂

 随分と広く感じる。
もっとも、何人の修道者たちが食事を取ったかは分からないので狭い、広いは決めがたい。ゆきたんくが通っていた全寮制高等学校は700人余りだったが、その食堂はここよりは狭かったなぁ。
 壁(北側)には、聖ジェロニモスの絵が架かっている。
 アズレージョはここにも施されている。
 この天井の模様は天井自体を支えているのか。途中に柱が1本もないのだ。
 何のためにあるのだろう。
 向かいの壁の中央ね。
 時刻によって、この食堂に注ぐ光は違うのだろうな。本当に、時間ができたら見たみたい気がする。
 繊細な模様のアズレージョ。
 食堂だものね。
流石に手洗いがあるのかな。
 何度も書くが、本当に広い。
調べたら、修道会が廃止される前は300人いたという。その人数うにしても大きい。
直訳です。
「食堂 回廊の周囲のさまざまなスペースは、建築家の全体的な監督の下で、マスタービルダーが労働者のグループを調整する「会社」によって建設されました。これは、バスクの建築家ジョアン・デ・カスティーリョがベレンのサンタ・マリアの工事を担当した 1547 年のケースです。ポルトガルのレオナルド・ヴァスは、10 人の職人の助けを借りて食堂の建設を調整しました。 扇形の天井のある広々とした空間は、2 層の太いロープで装飾されています。窓の反対側の壁には、かつて聖書の朗読に使われた小さな木製の説教壇がありました。1780 年から 1795 年にかけて、壁の一部は装飾的な要素と物語の場面が描かれたタイルで覆われました。北側の上端には「五千人の食事」の奇跡が中央から見ることができ、西側の壁にはエジプトでのヨセフの生涯の場面が描かれています。」
 先ほどのアズレージョの全景。
壁や床との色合いに溶け込んでいる。

   
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