パターロート通りへ

 帰途、途中にあった壕のようなものを覗いてみる。
 中はこのようだ。
収容所の一部屋のような造りになっている。
 離れて見ると、こんな感じだ。
 これは「ダッハウ強制収容所記念ビジターセンター」だ。
 週への記念碑の紹介である。

 ゆきたんは、ここが嫌だというのりたんと怖いというN氏を待たせているのである。
 これ以上の我儘は我慢である。
 「カフェビストロ」
 観光名所になっていくのだろうが、歴史に刻んだことは風化させてはいけない。
 のりたんとN氏と落ち合い。ダッハウを後にして、西に向かう。昼食のためだ。5分も経っていないのに、平和な現代の中を走っている。

   
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