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ホテルの窓からの風景を見て一息ついているゆきたんくである。 |
ホテルASAHIとある。
日本語スタッフ常駐のホテルだそうだ。
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泊まるのは1泊目とおなじ、「モテル・ワン」
この時に事件が起こった。
デュッセルドルフ中央駅からホテルに行くまでの間に、肩掛けバッグに鳥の糞がかかったのだ。
と思っていた。 |
ホテルの前にトラムの線路を横切っていた。
ホテル入り口まで25mのところだ。
すれ違いざまに、酔っぱらったようなおじさまが、ゆきたんくを指さして「ユー、a@[[]::@[]/;」と何か言ったのだ。
ゆきたんくは肩掛けバッグを見た。
鳥の糞がかかっていた。 |
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高校の先輩と会う約束をしていたから、すぐに洗わないといけないと思い、そこで拭かずにホテルに入った。
臭ってはいけないと思い、フロントから少し離れた所にキャリーバッグや肩掛けバッグを置いた。
フロントマンの若いお兄ちゃんがしきりに何かを言っている。よく聞いたら、離れた所に置くと置き引きに会うよと言っていたのだ。 |
荷物類は手元にして、チェックインをした。
まずは奮落とし、流しでカバンをよく洗う。
臭いはどうかと嗅いでみる。
何も臭くない。
よーく見ると奮ではなくて塗料だった。
キャリーバッグ、肩掛けバッグ、その時に来ていたシャツ。幸いズボンにはかかっていなかった。 |
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先輩に電話を入れる。
約束の時刻に間に合わないからだ。
理由を伝えると
「盗難に遭わなかった?」
「まずパスポートとか確認して。」 |
パスポートを始め、貴重品の確認をしたが、全部あった。
先輩が言うには、スリグループかもしれないということだった。
ペイントをかけて、その始末している間に盗ってしまうという方法だとか。 |
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ゆきたんくは幸い、泊まるホテルが目の前だったのですぐにホテルに入ったことで難を逃れたのかもしれない。 |
先輩との約束の時間を変えて、でかけることにした。
しかし、モテル・ワンはシンプルである。
気に入った。 |
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