ラインウーファー通り

  ライン川に沿って車は走る。
運転手ははごきげんなN氏である。

女房ののりたんによると、渡独時は毎回N氏にお世話になるとのこと。
ただ、あんまりおしゃべりはしないそうだ。
今回は、ゆきたんくが助手席に乗って、話しかけるせいかN氏は地理、歴史、名物などいろいろな話をしてくれる。

この項のドライブでは、ドイツの樹木事情について教えていただいた。 
 なんでも、道路の脇に植えられている樹木は国の物というより国民のもので、この木になる実は自由に食べて良いのだとか。
  途中、店に寄った。
駐車スペースに車を停め、降りて店に向かう。

突然N氏の姿が見えなくなった。
 どこに行っちゃったんだろう。

 でも、ゆきたんくたちを置いてどこかに行く訳はない。

 車も目の前にある(安心)

 この隙にゆきたんくは周囲の写真撮影をする。
 この椅子に書かれている言葉が、後で場所を特定するのに助かるのである。


 N氏が戻ってきた。

 「ヒドイヨォ。」

 「ブラックベリーノミガヒトツモナカッタ。ダレカガタベチャッタンダ。」
 ようやくお店へ。

 実は房に付いて売っているのが日本で見かける姿だ。

 ここのは一つ一つもいである、

実に関心のゆきたんく。

ワインに関心ののりたんたち。
 移動時は車に乗っている時間が割合多いので、このような小休止はとても嬉しい。


 またN氏が消えた。

 今度は近くにいらしたが、ブラックベリーを諦めきれないようだ。

 「コレハマダタベラレナイネー」

そして再びドライブ。


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