さようならマルクス城

 少しだが、城の外にいただけである。
しっかりと中を見れなかった分だけ心残りのようなものを感じている。「また、来い」ということなのだろうか。
  先ほどN氏が「ジャマ」と言って笑った塔をすり抜ける。


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