さあ、再び機上の人となった。
往路の項でも述べたが、ゆきたんくは高所恐怖症、暗所恐怖症、閉所恐怖症の三大恐怖症を一人で背負って立つ男なのである。エッヘンって威張っている場合じゃない。帰国の便というのはみなさん寝て帰るのね。ということでしばらく窓は閉めなければならない。のりたんは睡眠、つっくんは映画、ゆきたんくは十分に三大恐怖を味わう準備ができたのである。