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メキシコのところに来たらマスクのオンパレードである。中央アメリカの歴史を紐解くと紀元前3000〜2000年にかけて農耕定住生活を送っていたそうである。その文化がこわされたのが、1500年ごろである。それまでは宗教・儀式、軍事力を中心とした社会だったそうで、中央アメリカと南アメリカ北部との間に交流があったことが土器の形式と冶金技術に見れるそうである。 |
まあ、マスクが目立っていたのでそればかりの写真をメインに撮っているのだが、その近くには精巧な土器が展示されているのだ。とにかく私の目を引いたのは小さな作品であった。右写真の最前列の左端の作品を拡大したのが下の写真である。 |
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5pほどの作品なのだが、この表情の豊かなこと。見方によっては気持ちが悪いのだが、確実に命を持っているように思えた。なにか懐かしい友達に会った時のように笑顔だと感じるのは私だけだろうか。 |
ここには小作品が並んでいるのだが、割合大きく見える緑色の像は、なんと奉納用の翡翠でできた斧だそうである。どう見ても斧には見えないが、解説によると熱帯低地で最強の肉食獣でカイマンワニとジャガーが混じり合っているのだそうだ。 |
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これは木製の作品に思えたのだが、石造りの彫刻である。Tlazolteotlというところで出土したようであるが、この地名はなんと読むのだろうか。皆目検討が着かない読み方である。 |