ロングタウン・キャッスル

 田舎道を走っていると「LongTownCastle」の表示が目に飛び込んで来た。これは行くしかあるまい。計画外だが、偶然からいただくものは結構いいものがあるのだ。
 木の柵を勝手に開け、中に入る。左側に城壁跡のようなものが見える。右を見ると石造りのアーチがある。それをくぐると砦のような遺構が丘の上にある。
 これが砦跡である。上から見ると円形の建物である。写真左側の壁に螺旋階段がついていて上の部分登ることができたのだそうだ。そして正面にある監視窓とでも言うのだろうか。大きいものが五つあった。手前の開きは城の本体の方を向いているのである。
 さて、その窓の一つに登ってみた。眼前に見えてきたのはイギリスの牧歌的なパッチワークである。緑とクリームのおりなす景色である。これをぜひHergestRidgeの上から見たいと思ってイギリスまで来たのである。一足早いお披露目で前菜としては最高のものだった。
※今回の渡英は熱波のため景色が霞んでいることが多かった。ここで見た景色が一番ハージェストリッジに似ているようだ。
写真は砦入り口辺りから城下の景色を見たところである。下に位置する民家の庭の緑が美しい。ただね、この時に涼しければ最高だったのだけれど、暑かったのですよ。
 とりあえず満足だ。もう一度景色を撮りなおしてみた。そして丘の上からの景色。つっくんとお姉さんの記念写真撮影だ。
 再び入り口付近に戻ってきた。城壁や砦として遣われていた部分である。
 右の写真は上写真入り口の右側側面にあった「LongTownCastle」の簡単な説明をのりたんが見ているところである。