義兄夫婦に連れて行ってもらったのは「パダン料理の店」。旅の本で予習した皿がいくつもテーブルに並ぶやつだ。様々な料理をナシ・プティとともに手で口に運ぶ。手で食べるというのはなかなか旨い。そして義兄がゆきたんくの皿に取り分けてくれたのは、カレー風味のやわらかい肉だった。鶏肉にもにているが、歯ごたえはそんなにない。とろけるようである。
義兄「おいしい?」
ゆきたんく「すごく、旨いですね。」
義「それね、子牛の脳みそだよ。」
ゆ「えっ、脳みそ!」
自分の皿の肉を良く見ると、肉にはおなじみの皺が入っている。
正真正銘の、というやつだ。
パダン料理は旨かった。インドネシア料理はゆきたんくの口には合う。
おーちゃんはナシ・プティを3倍おかわりした。凄い食欲である。
外に出てあらためて店構えを見た。
パダンの伝統的な家屋の造りをしている。
それを見て、得をした気分になった。 |