さあ、再び上の階層に行くときには門をくぐる。門についている顔が怖い。
あいかわらず狛犬のように像がある。
いよいよ日本の墓にある卒塔婆の原型である釣鐘型のストゥーバに会える。
第一円壇のストゥーバは切り窓の形が菱形だ。これは不安定な人の心を表すのだそうだ。
さて、これらのストゥーバの中には仏像が安置されている。その中の一つに幸福の仏像がある。第一円壇にあるので菱形の窓には違いない。旅の本では長方形窓のストゥーパに手を差し込んでいる写真があったが、ガイドさんが言うから間違いないだろう。仏像の左手薬指に触れることができたゆきたんくは幸せになるのだ。腕が太かったのでギリギリだった。その触れた瞬間の写真はタイミングが合わなくて撮れなかった。