ゆきたんく

 ある程度上ると息が上がる。けして高山のせいではない。長城脇の階段を降りているのであるが、ずっと上りだったので気持ち的にはホッとしている。
 更に降りると、長城の上を歩いている人の姿が見えなくなった。それだけ自分が下がっているのである。そうそう、長城は高さ7mあるのだった。今度は登らねばならないのだ。少し下で休憩である。