文武廟(まんもうみう) 2

俺たちも長いつきあいだねぇ。 そもそも文武廟は誰を祀っているかというと、写真左側(緑の服)の文昌帝と写真右側(赤い服)の関帝(三国志の英雄関羽を神格化)のお二人だそうだ。二人そろって文武の神様という訳である。
 文筆と厄除けの神様が並んで座っておられるのである。並んでいることには意味があるだろう。日本でも文武両道という言葉があるが、これは両輪の輪ではないかと思えるのだ。 おっと、言いたんくの材料が見つかったぞ。ここで言いたいことはそちらに持っていこう、
基本は三! 案内の張さんが言っていたが、ここでは3が基準だそうで、このような線香立てを見ると、みな必ず3本ずつ線香が立っているのである。これは「現在」「過去」「未来」を表すのだそうだ(と聞いた記憶があるが曖昧である。ごめんなさい。)
 仏教の真言宗の智山派では線香を立てるとき3本立てて下さいといっている。その昔インドから伝わってきた仏教であるが、その通過点の1つに香港もあるのだろう。このような共通点は絶対にどこかでつながっているものである。
この筆は私の宝じゃ!