足湯への尊敬の念が生まれた。 今までは、はっきり言って馬鹿にしていた。 まぁ、話のタネに入っておこうかくらいの気持ちだった。
	相棒と談笑しながら、旅の思い出について話すこと１５分くらい。
肝心の足湯は、地獄の温度７８℃に対してぬるいことぬるいこと、どこまでうめてあるんだというくらいぬるい。 　まあ、入ったという事実が大切だ。
	そして次は初宮崎だし、飛行機の時刻が気になるから出るかと言って足を拭いて出た。
おぉ、自動販売機たちも鬼のパンツを履いている(笑) 　と言いながら足湯を後にする。出入口の売店の辺りから、「えっ、うそっ」 　膝から下がスース―して気持ちの良いこと。 疲労感を全く感じない。 こんなことがあるんだ。 足湯を見直した、温泉を見直した瞬間である。