写真は瑠璃光寺五重塔である。なんでも応仁の乱で敗死した大内２５代義弘の菩提を弔うために、弟の盛見が建立した塔だそうな。なんと兄思いの弟だことか。 　さて、せっかく山口に行ったのだから行ける名勝は行っておきたい。この瑠璃光寺五重塔もその一つである。左は記念写真だが、よく見ていただきたい。４人で写っているのである。左から、のりたん、つっくん、おーちゃん、そしてゆきたんくである。つっくんはのりたんの影に隠れていじけているのである。ここ瑠璃光寺の池のほとりに石でできた蛙があったのだ。「わぁ、大きい蛙」と喜んだのもつかの間、作り物だと分かってがっかりしたのである。おーちゃんが一生懸命なだめたのであるが、功を奏さなかったのである。つっくんよ、盛見を見習いたまえ。
さて、いじけ虫はなかなか頑固である。一度決めたらてこでも動かないという言葉があるが彼もそうなである。 つ「あの蛙、なんで動かないの？」 ゆ「だって作り物だからね。」 つ「なんで作り物なの？」 ゆ「池を見張るためだよ。」 つ「じゃあ、本物がいいじゃない。」 ゆ「本物だと逃げちゃうよ」 　という会話をこの距離でしているのです。なぜって？私の手が届かない距離をおいているのです（大笑）
	こうなると、やはり最後は母親ですねぇ。 ゆ「いい加減にしろ！」と叱ると、 つ「ママァ～」とさすがは甘え上手ですよ。本当になんであぁ上手かなぁと思う。もっとも五重塔の前で写真を撮った時もしっかりと母親にしがみついていたのですねぇ。 の「つっくんさぁ、あの蛙さんねぇ、つっくんに会うために動かないように石でできているのよ。」 「ママがさっき蛙さんの顔を見たら、つっくんを見てにっこりしていたよ。」というと「ママァ、本当？」と照れているのがこの写真であります。 　そしてその日のあとの日程は元気でございました。 この単純さ（パールライス参照）って好きだなあ。
瑠璃光寺のホームページ