			さて日本一の注連縄（しめなわ）のある神楽伝である。今まで雑誌やテレビなどで見たことはあるが、生でお目にかかるのは初めてである。なぜか胸が高鳴るゆきたんくであった。
わぁ、初めての出会いは後姿であった。とはいっても、それに気づくまでには時間がかかったのである。正面から見たように見えるだろうとたかをくっていたからである。
			さて、改めて正面でご対面である。さすが日本一。長さ13メートル、太さ8ｍ、重さ６ｔである。もっとも資料を見て知ったのであるが、目に飛び込んできた質感はすごかった。そして注連縄にお金がはさんであるのに気がついた。泉などにお金を投げるのは知っているが、こういうのは初めてである。（お札もあったが、一円玉が一番多かった。）

　　　