友ケ島灯台

 灯台に向うまでに標柱をたくさん見つけることができた。

 まあ、標柱の頭を赤ペンキで塗って、目立つようにしてあるからすぐに見つかるわけだ。

 期待した「陸軍」ではなくて、「建設省用地」と彫られていた。
 建設省は現国土交通省。
 1948年~2001年までの呼称だから、戦後に建てられた標柱と思える。
 さて高台に上がると灯台がある。

 その階段のたもとに煉瓦の遺構がある。
 きっと第一砲台へ続く施設なのだろう。
 高台は風が吹いて、気持ちが良い。

 しかし、ここに来るまでに汗だくである。

 じまさんといっしょに笑顔でカメラに収まったが、余裕ない笑顔である。
 「第一砲台跡」すぐとあったが、それらしきものはない。

 帰宅後調べたら、砲台上部は草が生えてしまって分かりにくいとのこと。
 なんじゃらほいと思って撮った、右上の写真が、第一、二砲座の壕底であるようだ。
 砲台に上る階段も見える。
 日本標準時子午線がここにあるのには驚いた。

 前方には淡路島が見える。