長湖

 この写真にある長湖(ちょうこ)も八ヶ岳の一つである天狗山の噴火によってできた湖である。この日は松原湖(猪名湖)や大月湖なども見ているのだが、この長湖は水面が全く波立っていなかった。空や周囲の景色が見事なまでに綺麗にに映し出されている。まるで鏡面のようであった。この辺りの方々はこの素晴らしい自然に触れていることを羨ましく思った。
 別の角度からの一枚である。この奥に小海町音楽堂ヤルヴィホールというのがあるというのは後に知ったことで非常に勿体無いことをしたと思った。
 この角度からも空の雲がしっかりと映し出されてきれいである。天気の良いことを感謝した。
 国道141号線側の様子である。湖の端に睡蓮が風に吹かれて集まったようになっている。というよりも、ずっとそこにいる感じなのである。緑が鮮やかで水面に映った木々や水辺の苔むした部分とのコラボレーションも見事である。自然がおりなす芸術というものは本当に見事だと思った。
 写真は長湖脇の歩道途中にある芭蕉句碑である。
大小2本の碑と後ろにある大岩にの顔のようなものが彫ってある。それが何を意味するのか分からなかったが、確かに顔なのである。そう、満月の時、顔が見えるようなことがあるだろう。そのような雰囲気を持っている。