地獄谷温泉 駐車場から

 この長野への旅は知り合いとの旅である。どこへ行くかはお任せであるが、昔懐かしい思い出の地に行くとのことであった。そして若い?私は運転手とあいなった。
 で地獄谷温泉を目指すこととなったのだが温泉に入る予定はない。何をしに行くのだろうか?写真は地獄谷温泉入り口の駐車場から温泉方向を撮ったものである。気持ちよく晴れていたが写真の方向は雲が多かったかな。
 駐車場から歩を進め、だんだんに標高も上がってくる。あっ息も上がってくる…。
 汗ばんでいた肌がサラッとしてきた。空気もひんやりして気持ちが良くなってきた。
 写真の川のせせらぎが心地よい。
喧騒から離れた地に身を置くことで、見失いがちな自分を取り戻すことができるような気がする。
 さらに高いところに歩を進めた。さきほどまでゴロゴロしていた岩がどんどん小さくなっていく。先ほどのせせらぎとは別の音が山の狭間で響きながら伝わってくる。この先に何が見られるのかだんだん楽しみになってきた。ある程度の予想はつくのだが、ここは初めての地だから成り行きに任せるのが楽しいと思う。
先ほどの音は写真の小さな滝であった。透明な水が白く泡立ち砕けながら落ちていくのが遠めにもはっきりと見える。空気がきれいだからだろう。奥に方には民家があり、ここで生活している方々がいることを羨ましく思う。さらに高いところに来た。どんどん地獄谷温泉は近づいている。