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さて、滝の低い場所に来て一安心。
やっと景色をゆっくりと味わう段になったのである。
写真は静かに流れる川の上に降雪が残っている様。水面に浮いている雪の層が流れに身を任せて僅かだが上下に揺れている様は美しかった。
これも冬でなければ見れない景色である。 |
袋田の滝を正面からみたところ
名前は前から聞いていたが見るのはこれが初めてのこと。1月の寒さが身にしみたが、その分空気が澄んでとてもきれいだった。
女房は「あなた、変なものが写るかもよ」と言って怖がりの私をからかっていたが、この写真を見る限りでは、そんなことはない、と信じている。 |
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展望台から下を見たところ
私は高所恐怖症なのである。
体は大きいのだが、その割りに意気地がないのである。ちなみに高いところ、狭いところ、暗いところは全くだめなのである。正直言うと、この写真は恐る恐る撮った写真なのである。写真の下の方が切れているが、これは前に乗り出せなかったからなのである。よってこの景色を味わったのは写真ができてからなのである。あ〜情けない。 |
これは安心して撮った一枚である。
流れる水が細かく砕けて白くなり、サラサラとした音と共に流れ落ちていく様はとても優美であった。力強くなく、それでいて情けなくもない。日本人の琴線に触れる心地よさを演出している。特に、この滝との初遭遇を冬の季節にできたことがその一因だと思う。
やっとコメントらしくなったが、前が情けなさ過ぎるよね。 |
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