酒屋のなまこ壁

 酒屋が気になったのではない。ゆきたんくは下戸である。というか全然飲めない。「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」という言葉があるが、ゆきたんくの場合は「飲んだら乗れない」のである。エンジンをかけることもできないであろう。すぐに寝てしまうのである。
 さて気になったのは伊豆の旅依頼、目にとまると近づきたくなる「なまこ壁」である。そして本物か、プラスチック製かなんて品定めをするのである。
 店の右斜めから見ている図である。どうやら本物のようであるが、作られたのがいつかは分からない。酒を買うのであれば店の人にも聞けるが、それは諦めねばならないゆきたんくであった。