ゆきたんく

 さて、のりたんとつっくんはお休みである。ゆきたんくは岩手の中尊寺で熱射病にかかったために運転はのりたんにまかせていたので具合も多少はよくなり、岩手でできなかった朝の散歩の代わりに「岩亮」の周辺を散歩することにした。しかし、広いので車での移動にした。場所は十三湖の水の日本海への出口である。
 ここに「津波の碑」が立っている。ということはこのこの辺りが津波の被害にあったことがあるということか。地震国日本であるから、こんなに海に近いのであればそうなんだろうなあと思う。
 十三湖出口の突端が見える。その右は日本海である。
 海沿いにはテトラポットがズラッと並んでいる。
 このような形のポットもあるが、波の緩衝の違いがあるのだろうか。
 突端に近づいてみた。時間が少し経過するだけで、潮が高くなってきているのが分かる。どれだけ近寄れるか。
 下は苔が生え、滑りそうに見える。体調も今ひとつのゆきたんくであるから気持ちは後ずさりである。
 高さはないが打ち寄せる波も白く泡立ってきている。
 広角で撮影。これでがまんだな。
 先ほどよりも濡れている場所が大きくなってきている。
 しょうがない、さらば。
 おぉ、フナ虫というやつか。お一人様でよかった。
 モーターボートが日本海から十三湖に、軽快に入ってきた。
 あっという間に遠ざかっていくボート。
 名残惜しいともう一枚。
 この先のほうに竜飛崎であるんだね。
津軽の冬はどんなだろうなぁ。
 「岩亮」に帰るまでの道である。防風林が植えてある。季節によっては風が厳しいのだろうね。そういえば「米米ロード」にも防風フェンスがあった。