写真がはっきりとしないが、窓の外に志賀直哉邸跡を一望することができる。和室の落ち着いた雰囲気作りに一役買っているのがこの窓である。外を見るには十分に大きいのだが、部屋全体が明るくなるほどの採光はない。その柔らかい光が和室内の作品たちを優しく照らしているのである。訪れたのが午後二時半を過ぎなので午前中はまた異なった趣で見ることができるかもしれない。
「三昧」…なんと大胆な(笑)
今までで一番耳にしてきたのはCMの「中華三昧」である。あらためて調べてみた。三昧(ざんまい)とは
「心を一つのものに集中させて,安定した精神状態に入る宗教的な痃想」
だそうだ。上の欄でいろいろとのたまわせていただいたが、この三昧の境地に入りやすい造りになっていると思う。