親 水 公 園

 親水広場から見る水の館の全景である。日本ではあまり見ない形(ゆきたんくは初めてである。)の建築物である。どこかヨーロッパ調の雰囲気もあるが、やはり違う。どこかの学校法人にもありそうだが、そんなものと比べたら水の館が気の毒である。 率直な感想!館というじ重厚な雰囲気は持っている。レンガ色だとさらに館に近づくと思う。そして左手の灯台様の部分は手賀沼の景色に映えるのである。
 親水広場の突き出しから取った写真である。カルガモであろうか。気持ちよさそうに水面を行ったり来たりしているのである。まぁ水の下は実は必死なんだという話を聞いたことがあるが、この時はそんなことは忘れて、水面上のゆったりした姿に普段の喧騒からきたストレスがほぐされたゆきたんくでありました。
 親水広場突き出しからみられる河童さんたちである。この河童さんから噴出す噴水を見ることが出来るのだが、様々な形があって楽しい。たとえば花火は昼間に打つと色気がなくてつまらないだろう。あれは夜のものである。太陽が出ている時間は、やはり、その光を反射する水、生命の源の水が映えるのだ。
 「手賀沼のほとり生まれた天泉は永遠(とわ)の時が封じ込まれた大理石の泉をモチーフとする彫刻家、安田侃氏の1994年の作品」とパンフレットから知った。
 う〜ん、こういうデザインを考えることのできる感性ってすごいなぁ。ゆきたんくは成長期を都会で過ごしたので、頭が固いのである。
 遠目で見た「天泉」である。かまくらのように中に入って記念撮影をしている親子を見ることができる。この広い親水広場に中になんともいえず良いアクセントになっているではないか。今後何人の人たちがこの「天泉」と共に短いながらも時間を共有するのであろうか。それを考えると永遠の時を封じこめるのはこの「天泉」に関わった人たちなのだろう。


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