水の館から見た手賀沼

 水の館の灯台部分(ゆきたんくは勝手にこう呼ぶ)からみた親水広場の突き出しである。噴水を吹き上げる河童さんたちが見える。そしてその先には対岸の景色が気持ち写っている。手賀沼は広い。しかし、ここから見ると全景とまではいかないが、その大部分をみることができるのだ。
 写真は手賀大橋である。船橋・我孫子線(一般には船取線…千葉県船橋市と茨城県取手市を結ぶから…取手まで行ったっけ?と呼ばれている。)という幹線道路の一部なのだから結歴史の古いものだと考えられる。現在は道幅も広くなり、沼南町側には「道の駅沼南」ができて開けた感じになってきている。
 これは河童たちより左側の風景である。遊歩道と水遊びの施設がある。「天泉」側はシートを広げてのんびりしている方々が多いが、こちらは散歩している方々など少し動きがある。その二つが手賀沼によって同じ空間にあることを再確認させられてしまう。
 さて相当な高さまで吹き上がっている噴水だが、時間の経過とともにその形態を変化させるのである。静かな雰囲気の親水公園の一つのアクセントであると共に、広い手賀沼で唯一縦の空間を創り出しているのである。