わんぱく王国

 今からちょうど十年前のことである。船橋市にわんぱく王国という場所があった。現在では規模がおおきくなり、アンデルセン公園という名前で営業している。
 写真は当時5歳のおーちゃんと2歳のつっくんである。
 つっくん(左)は柄杓で桶に水を汲む遊びをしている。水を汲み桶が溢れるのが早いか、桶から流れ出るのが早いかを楽しむものであるが、なんと桶の高さはつっくんよりも高いのである。
 おーちゃんは筏遊びをしているが、池の中央を中心にして一回りすると乗り降りできる足場のあるところに戻るのである。写真は一生懸命こいでいるところである。
 フィールドアスレチックのコーナーで遊んでいたところ、ふと周りをみるとつっくんがいない。周囲を見渡し、見つけたのはいいが、ネットをどんどん登っているのを見つけた。なんと言っても2歳である。落ちたらひとたまりもないのだ。この写真はのりたんが撮ったのだが、少し離れたところにいるゆきたんくとおーちゃんをカメラからのぞいていたのでつっくんがいなくなったことに気づかなかったのである。あわてるゆきたんくとおーちゃんを見てカメラを上方向に向けた時につっくんがいたので反射的に撮った写真がこれである。
 2歳なのに速いこと速いこと。そう、こいつは生後二ヶ月で寝返りをうったやつなのであった。