速さには移動する時のスピード(トップスピード)を上げることも重要だが、方向を切り替える時の速さもスポーツのパフォーマンスには欠かせない要素である。
 では、そのスピードを上げるこつ、言い換えれば方向変換する時にスピード
をロスしない方法を考える必要がある。
上の写真はジグザグに走っている最中の方向の切り替えしの部分である。
例えば5歩進む時のリズムは「タンタンタンタンタン」である。ここに1回切り返しを入れると「タンタンタンタンタン、タンタンタンタンタン」と少し間が空くテンポテンポになることが多い。
 理想的なのは「タンタンタンタンタンタンタンタンタンタン」だろう。このリズムで動くことができれば、切り替えしの多い球技などでは大変効率の良いパフォーマンスを期待できるだろう。
 どうすれば、このリズムを作れるか。ポイントは切り返しの時の接地足と逆の肩を結んだ線でしっかりと軸が作られていることである。一瞬ではあるが軸を作ることによって地面反力を次のスタートへの瞬発力に変えることができるからである。
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