壕の外、山頂へ 

 壕の外にでると階段が見える。登ってみることにした。
 ハアハア、一言。歳はとりたくない。
 山中の樹木の中には根本をコンクリートで固められているものもあった。
 「吉見百穴は生きている。」
 山頂の売店。今も稼動、いや営業しているのだろうか。百穴入り口付近に土産やや休憩所があったからやっていないかもしれない。
 明治時代の農家使用品を青空展示している。
 これは立派である。太平洋戦争よりも前に使われていたのである。
 山頂付近には立ち入り禁止の区域がある。軍事的な物が隠されているかもしれない。
 近くには城跡が…。草木に阻まれて見えなかった。