掩体壕跡 

 これも仕事で通る道沿いにいつも見えていた塊である。随分前にこの近くでラーメンを食べたおり、道を通っていたおばあさんに聞いてみた。「あぁ、肥溜めを入れて置く所だよ」

 今日はこれを見に行った際、畑の持ち主の方がいらっしゃったので取材の許可を取り付けた。
 「掩体壕の弧の上部分が壊れて、残っている基礎の片側が畑に見えている部分だということ。」 「飛行機の尾部を格納する部分は家の敷地の中で基礎部分が残っているということ。」 「弧のもう一方は、隣のラーメン屋の駐車場脇にあること。」が分かった。しかし、松戸に掩体壕の痕跡が残っているとは思わなかった。
 上写真中央の基礎部分からこの駐車場の車の後にかけて弧を描いていた。掩体壕を横から見た形である。
左1枚と下2枚の写真は掩体壕基礎部分である。