境界標柱の欠片 

 胡録台公園から松戸市消防局とは反対方向に足を伸ばしてみた。すると道路に境界標柱を撤去して埋めたような跡があった。
 上写真右側のオレンジポールの所に大理石の欠片がある。右写真でもその位置が分かるだろうか。この道路は胡録台公園の延長上に伸びているものである。
 更にその延長上には郵便局がある。かつての国有地であることを示している。しかし国土変換アーカイブの1946年(昭和21年)の松戸市の写真では軌道敷がここから上本郷の方につながっている様子はなかった。ここがプラットホームになっていた可能性もある。消防局から松戸新田駅へ伸びていた部分もあるが現在の道の勾配を考えると橋脚がないと汽車は走れない。更なる調査が必要である。