写真はご存知竜頭の滝。 その竜頭の滝の中腹付近です。 　岩の背を、絵を描くように流れていく水たち。 　透明なその色を、白く変えて、様々な表情を見せてくれます。 　その色が白だからこそ、赤や黄色に色づいた木々の葉が映えると思うのです。 　湯ノ湖から戦場ヶ原を旅して、湯川の末流を飾るのがこの竜頭の滝です。 　今回の旅(１０月)では竜頭の滝の頭の部分を見ることはできませんでしたが、この中腹の流れを十分に堪能することができました。 　竜頭の滝の流れは止まることを知らず、冬の訪れもまだ早いことを感じさせますが、湯ノ湖の北端から４００ｍの所にある奥日光の源泉への通路は霜が降りていました。 　新芽(にいめ)香る春から、冬になれば色鮮やかなこの紅葉もモノクロームに変わり、動きのあった流れにもストップモーションがかかります。 　それまでの間に、たくさんの観光客に赤い笑顔を振りまいて下さいね。
１0月	11月	12月
源泉までの遊歩道の手すりについた霜