「さて、先月は産まれて初めて愛媛県を訪れることができました。 これで残すところは沖縄県だけになりました。」 という書き出しが先月のご挨拶でした。 そして行って参りました、沖縄県。 これで４７都道府県全部の地を踏むことができました。 飛行機の窓から撮った上写真は沖縄県中部の金武町です。 なんて海が綺麗なんでしょう。 今回の旅は１泊２日の強行軍でもありました。 観光シーズンを外し、出費を押さえ沖縄の戦跡を巡る旅でした。 中でも、下写真にあるシムクガマは感動的でした。 先日、ニュースに出た「チビチリガマ」のようにたくさんの方が自決した場所もあります。 シムクガマは、ここにいた全員の命が助かったガマでもあります。 あまり話題にはならないですが、このような情報もあるのです。 　話は飛びますが、足尾鉱毒事件の田中正造氏のように教科書に載ったことはあるが、生存中に公害の解決にはいたらなかった事案もあります。 　一方、日立鉱山の当時世界一の大煙突により、煙害問題が解決に至った事案もあります。 　その時の立役者、久原房之助(くはらふさのすけ)氏については教科書等では取り上げていません。 　先日、テレビで日本を誇りに思うか。という問いかけに３３か国中３３位という結果が報じられていましたが、３３か国というのがなんとも・・・ 　まあ、自国を誇りに思う情報が少ないのが要因でしょう。 悲しい事案を忘れてはいけませんが、良い事案も積極的に知ることが大切でしょう。 未来に向けては、最悪の事態を考えることは肝要です。 しかし、歴史については正しい内容で、良いものも悪いものも避けて通ってはならないと思っています。
９月	１０月	１１月
シムクガマ