つかたんく

 少しの間隔をおいてお客様が野中さんを訪ねてくる。若い方も年配の方もいるがみなさん同じように「先生、おめでとうございます。」と深々と頭を下げていくのだ。もしかしてものすごく偉い先生なのかもしれない。でも作品の説明はとてもやさしく分かりやすくして下さった。何を聞いても全部答えてくれるのだ。感激だなぁ。
 これは縦長の容器を作るときのことを教わっている時だと思う。ろくろを回して、まっすぐに立てた指で粘土を内側から広げていくにはのところではないだろうか。
 またまた作品の鑑賞会&説明会になった。ここにある全部の作品が、土から生まれてくるなんてすごい。写真に写っている野中さんの手は魔法の手である。