ボック砲台の周辺

 ルクセンプルクが要塞の国と言われるゆえんである。
ここはボック砲台である。
現在ではソステーヌ・ワイ通りが砲壁に沿って通っている。 
 この景観からも分かるように、古くから要衝とされてきた

 この高さの堅牢な城砦が築くことが出来たのは要塞として価値の高いものである。
ペトリュス渓谷の地形がこの要塞を造り出しと言っても良いだろう。
 とにかく眺望が素晴らしい。
この記事を書いている時に気がついたが、青空でないのにこれだけ素敵に感じる景色にはそう出会うことは無い。 
 実はこれ、ボックの砲台からの景色ではなくて、「シュマン デ ラ コルニッシュ」という場所から眺めている。意味は「コルニッシへの抜け道」だが、「コルニッシュ通り」のことである。

簿着く砲台の中に観光客がいる。
この次は行ってみたいものだ。
アルゼット川の水面の穏やかなこと。
尖塔のある建物は「サン・ジャン・デュ・グルント」という教会だ。 カイルチャーセンターを併設している。
東方を臨む。タウィンの森が見える。眼下にはグルントの街。 ルクセンブルク中央駅方面。南側である。
 ボック砲台の監視場ともいうべき場所。
確かに南方面が一望できる。
砲台の西端である。  北側を見ると「大公妃シャーロット橋」が見える。
「ルクセンブルク市。その古い街並みと要塞軍」として1994年に世界文化遺産に登録された。その登録証など。
登録証の前で。 ボック砲台を中心に南側・北側を見た図。 
双発の小型機。観光用か。 かつての城楼の一部か。なかなか良い状態で残っている。 
 これらの写真で砦の高さが分かる。
 自然の土台が要塞の条件を満たしていたのであろう。
 スコットランドのエジンバラ城も大きくせり出した岩盤の上に建っている。 

   
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